いわき市の歯医者さん あべ歯科は痛みが少なく丁寧な治療を心がけます。

【歯科の豆知識】歯が痛むとき、やめたほうがよいことは?

さまざまな不調で、痛みを感じることは少なくありません。頭痛や腹痛を経験したことがない方はいないのではないでしょうか。体の不調の中で、特に耐え難い痛みとして認識されているのが、むし歯の痛み。経験したことがある方もいるのではないでしょうか。歯科医院もやっていない時間に痛み出した場合、どのように対処したらよいでしょうか。今回は、むし歯で歯が痛むときにやってはいけないことをご紹介します。

○痛い歯に触れる

痛いとついやってしまうのが、歯をいじること。痛みがひどいと、どの歯が痛んでいるのかも分かりにくく「どの歯かな?」、「どうすると痛いかな?」と触ってみたくなりませんか?これは、更なる痛みを誘発する可能性があります。

指先でつついたり、たたいたりするのはもちろんのこと、触れるのもおすすめできません。歯が痛むと気になりますが、舌で痛む歯を押すのも良くないそうです。歯に直接触れなくても、強く痛む方の頰を押さえることも同様です。

○歯に直接刺激になることをする

痛む歯に触れることだけでなく、痛む歯を刺激するようなことも避けたほうがよいでしょう。歯が痛むときの対処法として、冷やすことをおすすめしているものを見かけますが、知覚過敏など冷やすことで痛みを感じるようなことがこれまでにあった場合、おすすめできません。冷やすことで明らかに痛みが和らぐならば、適度に冷たいものをとる程度はよいでしょう。

痛む歯を避けて噛んでいても、食事は少なからず刺激になります。かたいものは避け、できるだけやわらかいものをとりましょう。痛くて食欲がわかないときは、1食程度なら無理に食べず飲み物だけで過ごすのもよいでしょう。

歯に詰まった食べかすを取ることは、痛みの軽減につながる可能性がありますが、痛いからといって頻繁に何度も何度も歯磨きをするのは逆効果です。歯への刺激となり、痛みが増す可能性があります。喫煙も刺激になります。

○血行を良くする

痛いからといって、気を紛らわそうと運動したり、熱いお風呂に入ったり、飲酒をしたりしてはいけません。血流が良くなることで歯の神経を圧迫し、さらに痛みが増す可能性があります。

診療時間外に歯が痛くなったときは、ひどくなる前に鎮痛剤を服用し、できるだけ早く歯科医院に行くことをおすすめします。